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信州の森の木の外壁材

カラマツT&Tパネルは
信州の森で大切に育てられた
カラマツの木で作る外壁材です。

信州は、広大な人工林の99%が針葉樹で構成されています。
その55%(約240,000ヘクタール)がカラマツで、
その割合は他の地域を大きく上回ります(長野県林務部・平成15年度調べ)

その強く美しいカラマツは、
地域の林業者が丹精込めて育てる国内唯一の落葉針葉樹。
四季折々の美しさとともに成長し、優れた木材資源として私たちに恵みをもたらします。

カラマツは、
外壁材の最適解。

強く、美しく、
高性能な外壁材の誕生。

私たちの周りにある木の外壁の美しい建物は、時間の経過とともに風格を増し、人々を魅了します。私たち林友ハウス工業はそのような建物を多くの方に広めるべく、長年、信州安曇野で「木の外壁」の製造販売に取り組んできました。

その日々の中で、信州の地域木材のカラマツ材が、水への耐性がとても強いことにあらためて注目しました。この特性を活かすために、私達が持つ最新の乾燥技術と、新しい形状・施工方法(特許取得済)を組み合わせ、ついに信州カラマツでつくる優れたオリジナル外壁材を開発することに成功しました。

カラマツは硬くて水を通しにくい。

カラマツは昔は扱いにくい木とされていました。なぜなら、その木の細胞構造が螺旋状で扱いにくいからです。しかし、私たちが使用する20年以上経った「成熟材」は、細胞構造が安定し、その欠点がなくなっています。
さらに、外壁材として使われるカラマツは、木が成長の後半になるとできる「晩材」が多く含まれています。晩材は細胞壁がとても厚くて強い材料なので、とても丈夫です。また、晩材には細胞の間に水が浸透しにくい特徴があり、木が腐りにくいのです。
つまり、カラマツは硬くて丈夫で、外壁にぴったりな木材なのです。

冬の丸太たち

頑丈かつ、美しい見た目。

カラマツは、主な針葉樹の中ではとても頑丈で、ヒノキに次ぐ耐久性です。強度もアカマツに次ぐ高い性能を持っています。

耐久性や頑丈さに長けたカラマツは、その強さとは対象的に、美しい見た目が特徴的です。色は暖かで赤みがかった光沢があり、木目も上品で、板目の模様が美しい表情をしているため、外壁材としてふさわしい品を併せ持っています。

製材直後のカラマツの美しい木肌

優れた地域木材と林業者への感謝。

南佐久中部森林組合の林業のみなさん

“循環する森林資源”を活かすこと。

信州産のカラマツは、信州の寒冷な気候に適しており、その植林面積と資源量は全国的に見ても豊かです。しかし、地域産木材の利用率は全国41位と低い水準にとどまっていました。

私たちは、地域の“循環する森林資源”をより活用することこそが、これからの地域社会に大きな意義を持つと考えています。そのため、地域の林業者と密に連携しながら、地域産木材の活用推進に向けた取り組みを続けています。

※平成19年時点の県内森林面積は約106万ヘクタールで全国3位、森林が占める県土の割合は約78%で全国4位。
※平成21年度の樹種別材木生産量は、カラマツが1位(15万立方メートル)、スギが2位(4万9千立方メートル)。